巨人が山口俊の動向調査 ブルージェイズから戦力外で日本球界復帰の場合に備えて

yahoo News:2/12(金) 9:30配信

巨人が、ブルージェイズを戦力外になった山口俊投手(33)が日本球界復帰を決断した際に備え、動向を調査していくことが11日、分かった。

 この日、ブ軍が山口を出場選手登録の前提となる40人枠から外し、戦力外にしたとメジャー公式サイトが伝えた。現地時間18日(日本時間19日)から始まる春季キャンプに備え、10日に成田空港から出発。2年契約最終年に向け「今年は結果を出すしかない」と決意を口にしていたが、まさかの知らせだった。

 今後はウェーバーにかけられ、獲得を希望する球団がなければ、ブ軍との契約条項にあるマイナー拒否権を行使せずに降格を受け入れるか、自由契約となって退団となる。1年目の昨季は先発ローテ入りを期待されたが、コロナ禍での調整やメジャー球への対応に苦しみ全て救援で17試合に登板、2勝4敗、防御率8・06で終えた右腕を、メジャーの他球団が獲得するかは微妙だ。コロナ禍で不透明な部分が多いマイナー行きを決断することも考えにくく、2年ぶりとなる日本球界への復帰も現実味を帯びる。

 巨人は19年に最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手3冠とフル回転し、5年ぶりのリーグ優勝に貢献した右腕に敬意を払い、同年オフに球団初のポスティング移籍を容認して夢を後押し。ブ軍移籍後もG球場などの施設使用を許可してサポートを続けるなど、両者の関係は良好だ。山口も強い恩義を感じており、メジャー1年目に向けて離日直前の20年1月には「最後はいい形でジャイアンツに恩返しがしたい」と将来的に日本に戻るならば巨人を強調したこともある。その時が来たら、巨人は動けるように備えていく。